少数精鋭の組織論

筆者はフレンチのオーナーシェフ。12年間パリで修行の経験有り。自らの経営方針を説いた組織論だが、人材の育成論が主となる。キーワードは常に並走。文章のプロでないので仕方がないにしても、説得力に欠ける文章。要は意外性がなく中途半端なのだ。久しぶりに選択を誤った1冊。新書の粗製濫造と言うと酷評に過ぎるか。

  • 若手には骨格を形成してやればよい。血肉をつけるのは各個人。
  • 掃除にはあえて不便な柄の短いほうきを使う。汚れが見えてくる。

少数精鋭の組織論 (幻冬舎新書)

少数精鋭の組織論 (幻冬舎新書)