土を育てる

著者はアメリカの農業経営者。リジェネラティブ農法を実践し大きな成果を上げる。不耕起、無農薬、無肥料。要は生態系の力を活用し、これまでの工業化された農業とは一線を画す。学界とも協力し、データに基づいた科学的なアプローチである。光合成された炭素源を植物の根から土中に戻し、微生物を活性化する。地表はカバークロップで保護し、家畜も活用。大きな循環系を作る。SDGSの時代にマッチしている。使命感を帯びて現在は積極的に伝道。注目に値する。何かで参照したが興味深い内容だった。