一人飲みで生きていく

居酒屋での一人飲みに挑む体験記。男でも一見客は敷居が高いのに女性ではなおさら。記者としてアグレッシブな著者でさえ何度も躊躇する。自分を無にして心を開けば新たな世界が展開する。肩書や経済力ではなく人間力の世界。まず店側と、さらに他の客とコミュニケーションを取る。常連になれば確かに快適だろう。定年、老後へ向けての一つ提案。軽妙な記述はさすが。甘めのA評価。