京都ぎらい官能編

続編。色街としての京都の歴史を描く。戦後の観光戦略もあって、上品な古都のイメージが定着したが、文化の中心であった京都は華やかな歴史を持つ。白拍子からはじまり、美しい女性たちは皇族に始まり、貴族や武家の相手としてまた政治の道具として登場する。興味深く読めたが一作目のインパクトは無い。織り込み済みだが。

京都ぎらい 官能篇 (朝日新書)

京都ぎらい 官能篇 (朝日新書)