団塊の後

2026年。今から10年後を想定した近未来小説。日本は長引く不況と加速する高齢化にあえいでいた。連立政権の3世首相(小泉?)は年頭から大胆な改革を提案。著者がかねてから主張する道州制への移行。東京の一極集中から地方へ権限¥を委譲し、新たな産業を振興する。過剰となる医療についてはアジアに移出し、現地で新たな日本人を育成する。様々な抵抗勢力は存在するが、意外と簡単に同意が得られ、10年かける第3の改革がスタートするところまで。実現すると良いが。逆に言えばここまで切迫しないと動かないのかも知れない。

  • 天国には上り会談が無い
  • 敵のいない敗戦(黒船もマッカーサーもいない)

団塊の後 三度目の日本

団塊の後 三度目の日本