神の値段

美術ミステリー。インクプリントの巨匠のプライマリー画商である美人経営者が殺害される。画家自身はその存在自体が疑われるほどの謎の存在。現在は工房に製作方法がメールで指示されるのみ。往年の名作がオークションに出品される高額の競りとなる。ここがクライマックス。謎解きの方はあっさりしていて、やや食い足りない。このミス大賞受賞作。著者は東京芸大の出身。今後に期待。

【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段

【2016年・第14回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 神の値段