オホーツク海の石油掘削基地で発生した突然のパンデミック。被害は道央から札幌に及ぶ。機能しない中央政府に変わり、自衛官と細菌学者が謎に挑む。アフリカで妻子を亡くした細菌学者が終末思想の宗教ががかるところは設定に無理がある。結局疫病ではなく最近で凶暴化したシロアリの襲来。火器は役に立たず甚大な被害が出る。荒唐無稽ではあるがエンタメとしては十分。このミス大賞受賞作。
- 作者: 安生正
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/01/10
- メディア: 単行本
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