残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

若者への人生指南書。勝間氏に代表される自己啓発イデオロギーに反発。現代の格差社会は2割のクリエイティブクラスと8割の貧困層に分離していく。一般人が生き残るには旧態依然とした伽藍を出て、ロングテールのネット社会(バザール)で働き場を見つけることと説く。大半が他者の著書からの引用だが独自の世界観を築いていることも確か。内容的には焼き直し感もあるがつい手にとってしまう類の著者である。

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法