デジデリオラビリンス

著者は雑誌の取材で出会った霊能者から、ルネッサンス期のイタリア人彫刻家の生まれ変わりであると宣される。そこから文献調査、さらに現地探訪と中世へのミステリアスな旅が始まる。断片的な情報がどんどんと繋がり、予言の正しさが次第に証明される。最後まで著者自身も揺れ動いているが、類い希な不可思議な経験であるのは事実。BSでドラマ化主演した杏の著書からの繋がり。私自身のフィレンツェ旅行の記憶もあり、週末に楽しめた。

デジデリオラビリンス―1464・フィレンツェの遺言

デジデリオラビリンス―1464・フィレンツェの遺言