麒麟の舌を持つ男

戦前軍部の命令で一人の天才料理人が挑んだ究極のメニュー「大日本帝国食彩全席」。終戦時の混乱で四散したレシピを探す、中国人と依頼を受けた現代のテンサイシェフ。謎解きを経て四季に分けられたメニューの全貌が明らかになる。裏には満州支配を狙う軍部の謀略とそれに振り回された人々の数奇な運命が隠されていた。どんでん返しは出来すぎの感はあるが、設定は斬新でありエンタメとしては一定のレベル。

麒麟の舌を持つ男

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