部員不足に悩む底辺校の野球部。超進学校にただひとり残った野球部員と合同チームを組むことになる。熱くうざいエリートは当然軋轢を起こすが、彼には過去に打球が親友を直撃し、障害者にしたトラウマがあった。お互いをぶつけ合うことでチームは融和。強豪校との夏の予選に臨む。結果は出来すぎだが胸躍る感じの青春小説。構成も良く出来ている。詳細な記述は元高校球児ならでは。楽しめた一冊。
- 限界は突破するものじゃない。じわじわと押し広げていくもの。
- 作者: 朝倉宏景
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/07/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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