企業経営者や部門長を対象とした経営戦略の入門書。輸入された「戦略村」発のセオリーは、大企業向けのもので機能しないと一刀両断。SWOTやPPMは手法にすぎないという主張には納得。実践的な手法として自ら開発した課題解決型の戦略カードを推奨する。一人ブレーンストーミングにより言語化することで、目標、課題、解決、派生問題を各項目最大3つに絞り込む。課題は気づき、解決策は思いつきが重要。時間をかけて試してみたい。
- 経営戦略は定期的にではなく、外部環境の大きな変化、有力な経営資源の獲得時に見直すべき。
- イノベーションのジレンマ(コダックの失敗:破壊的な技術への対応)
- 強者の戦略=ミート戦略(弱者の出方に合わせる)弱者=差別化戦略(一転突破)
- 作者: 山田修
- 出版社/メーカー: ぱる出版
- 発売日: 2013/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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