学ぶよろこび

講演と著作によりみずからの学究人生を振り返る。ロゴスを父にパトスを母から受け継いだが、複雑な家庭の事情から養父母に育てられる。ニーチエの言葉通りラクダの時代(哲学の探究)からライオンの時代(学会での異端児)を経て小児の時代を迎え、創造=梅原学を確立。85歳にしてなお意気軒昂。人類の将来を救うために新たな哲学を打ち立てようとする。キーワードは草木国土悉皆成仏。天台密教の教理に近い。いわばコスモゾーン。

  • 芸術家にとって傑作はなく、あるとすれば未来の作品(黒澤明

学ぶよろこび―創造と発見―

学ぶよろこび―創造と発見―