李明博自伝

現職韓国大統領の自伝。極貧の少年時代。苦学して大学に入るが学生運動で投獄される。成長期の現代建設で人一倍働き、オーナーである鄭会長の信頼を得たことで「神話」と呼ばれる異例の昇進を成し遂げる。決して上司におもねることなく、常に自分の信念に従って行動し既存の権威には屈服しない。経営陣として政府筋や海外高官との折衝にも臨む。誠実な交渉力とあきらめない姿勢が道を開く。政治家としてのカリスマ性、リーダーシップは十分。経営力をどこまで国政に持ち込めるか。読みごたえのある1冊。原題は「神話はない」

  • 神話はない。しかい新しい神話のために挑戦すべき時である。

李明博自伝 (新潮文庫)

李明博自伝 (新潮文庫)