これも勝間女史の推薦本。アメリカで再版を続ける投資の古典。過去の株式市場を徹底的に解析。株式市場は長期で見れば5%程度の収益が見込める。最良の方法は長期でインデックスファンドを保有すべしということ。市場はすでにプロ(機関投資家)が合意を形成して得られた結果であり、市場平均を上回る結果を出すことはプロにとっても極めて困難。この敗者のゲームを制するには時間をテコにするしかない。投資政策=目標を明確にすることが重要。機関投資家、個人投資家を問わず同様。日米の市場特性の差は内容的には説得力は十分。
- 機関投資家そのものが市場。自身に打ち勝つことは出来ない。
- 「敗者のゲーム」では敗者のミスによって勝負が決まる。
- old pilot/bold pilot はいるが、old and bold なpilotはいない。(boldだと長生きできない)
- 3つのリスク、市場、セグメント、個別銘柄 ポートフォリオにより後の2つは回避可能。
- ポートフォリオマネジメントは運用のエンジニアリング。
- socksを買うようにstocksを買え。(暴落時に仕入れろ)
- 株式のリターン =現在の配当率+配当性向の成長率+PERの変化率
- インフレ調整後の長期平均年間収益率 株式 4.5% 債権1.5%
- 作者: チャールズ・エリス
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2003/12/04
- メディア: 単行本
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