「心」が支配される日

社会派のルポ。トイレ掃除で暴走族を更正させる社会活動から、道徳教育に用いられている副読本の「心のノート」へ展開。さらにはニセ科学についても言及。著者の立場としてはやや左寄りで、政府、自民党の目指す修身教育の復活に警鐘を鳴らす。現政権は自主性に乏しくネオコンアメリカ政権に迎合的だと手厳しい。故河合隼雄に対しても批判的。

ネオコンは先制攻撃を許容する。ヨーロッパとの差はナイフしかもたず森へ入るか、猟銃を持って入るかの差。

「心」が支配される日

「心」が支配される日