パークライフ

日比谷公園を舞台にし、男女の不思議な交流を描く芥川賞受賞作。スタバのコーヒーや地下鉄の広告、公園で気球を上げようとする老人など今日的な素材を背景にする。直線的な恋愛感情でなく、どことなく不可思議なやりとりも現代を象徴するか。繋ぎのつもりで手に取ったが違和感なく読み終えた。読後感は悪くない。

パーク・ライフ (文春文庫)

パーク・ライフ (文春文庫)