美しい国へ

いまさらながら一時期評判になった著書に目を通す。主張は予想通りやや右よりであるが一貫性はある。世界市民などの理想論ではなく、国家を主体とした社会を構築すべきとし、そのためには自衛力の整備、教育の改革、ひいては憲法の改正が必要であるとする。確かに民度の落ちている現状の日本を考えれば肯けない訳ではないが、独りよがりであるとの反論は当然あるだろう。

美しい国へ (文春新書)

美しい国へ (文春新書)