著者と中田女史の対談を中心に、バレーのゲームメーカーであるセッターの視点を通して競技の魅力にせまる。バレーに対しては素人同然のスポーツライターだが確実にポイントを押さえていく。セッターはアタッカー(彼女の場合は江上)に育てられ、また若手のアタッカーを育てていく(大林や吉原)。この循環がうまくいけばチームは強くなる。中田様は勝てない現役日本代表に手厳しい。凋落しつつある人気に対する危惧でもある。私としてはワールドカップに触発されたわけではないが週末に読破。
- ポイントを取って喜んでいる間もセッターは相手コートから目を離してはいけない。
- 試合前に客寄せのアイドルグループに会いにいくなど論外。
- 作者: 二宮清純
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
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