天才セッター中田久美の頭脳

著者と中田女史の対談を中心に、バレーのゲームメーカーであるセッターの視点を通して競技の魅力にせまる。バレーに対しては素人同然のスポーツライターだが確実にポイントを押さえていく。セッターはアタッカー(彼女の場合は江上)に育てられ、また若手のアタッカーを育てていく(大林や吉原)。この循環がうまくいけばチームは強くなる。中田様は勝てない現役日本代表に手厳しい。凋落しつつある人気に対する危惧でもある。私としてはワールドカップに触発されたわけではないが週末に読破。

  • ポイントを取って喜んでいる間もセッターは相手コートから目を離してはいけない。
  • 試合前に客寄せのアイドルグループに会いにいくなど論外。


天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス)

天才セッター中田久美の頭脳(タクティクス)