技術

世界がわかる理系の名著

人気の鎌田教授が、今や古典となった著名な科学書14冊を紹介する。生物学から物理学までその後の社会に大きな影響を与えた著書を厳選。それぞれに著者の紹介、内容、エピソード、その後の世界への影響、さわりの引用で構成される。簡潔にして平易。すぐれ…

ポリシリコン

ポリシリコンの世界生産能力は、60,000T/Y。すでに35,000T/Yは太陽電池用途。半導体用途を上回っている。太陽電池のグリッドパリィティを迎えれば大化けする可能性。

はやぶさ

惑星探査衛星「はやぶさ」。小惑星「イトカワ」への着陸を成功する。本書はそのプロジェクトを描く科学ドキュメントであり糸川英雄博士による戦後の宇宙開発のモニュメントである。一般には日本の宇宙開発は米ソに比べて大きく遅れているように思われている…

ゆかいな理科年表

紀元前から現代まで歴史上重要な発明、発見を紹介する。学術面の解説は必要最低限に止め、発明者の人間くさいエピソードに重きをおく。共通して言えることは発明者は技術や真実に対して真摯であり、また好奇心旺盛で批判にさえ柔軟であるということ。技術の…

爆発する太陽電池産業

副題は25兆円産業の現状と未来。環境面に優しい新エネルギーとしてこの技術、産業を俯瞰する入門書。シリコン加工技術の新たな展開として手詰まり感のある半導体産業から熱い期待をあびる。電池メーカーと装置メーカーの両面から解説する。いったん50%…

コマツ

ためたカンブリア宮殿を3本見る。V字回復を果たしたコマツが参考になる。 人間辛抱できるのは2年が限度。リストラは2年で結果を出す。 商品開発ではまず犠牲にするスペックを決める。総花主義はダメ ライバルに3−5年差をつける性能。 IT化が、アフタ…

日本発世界技術

雑誌SAPIOの連載。日本企業の先端技術を平易に紹介する。2003年度の出版でやや古いかと心配したが、一部を除いて大きな影響はなく未だに新鮮。日本経済が落ち込んでいた時代にあって世界に誇る独自技術により自信を取りさせようとする。対象は有名企業から零…