自由の丘に小屋を作る

フリーライターの夫婦が、自力で山梨に小屋を建てる。設計士や大工がボランティアで協力。チャレンジに面白がる人たちを巻き込んで3年がかり。途中コロナの影響や自らの著作の入選もあって、遅々として進まない。本書の主題はむしろ娘の成長期。不妊治療の末産まれた愛娘は親の予想を超えて成長していく。小屋の建築は彼女に何を与えたか。結論はまだ出ていない。親として伝えたいのはは自由に生きることの重要性。個人的に注目する作家。今年一番かも。