かっかどるどるどぅ

4人の恵まれない人々の物語がそれぞれ進む。真面目に生きながらそれぞれ事情があり、破産や自殺の寸前。救世主となる老婆は自宅を開放し、ちゃぶ台で食事を提供する。自らも不運を乗り越え、人の輪を大切にする。最後は大往生。現代の世界情勢や環境問題もまっすぐに批判。芥川賞受賞後の2作目。