湯道

廃業寸前の地方の銭湯。兄弟の葛藤。建築家の兄は取り壊しマンションに建て替えるつもりであったが、生真面目な弟や、湯を楽しむ客たちになじむうちに心境が変化していく。タイトルの湯道は入浴を道に高めた家元の話。定年まじかの弟子の物語を絡ませる。予定調和だが後半は引き込まれる。映画の台本。