大阪

共作エッセイ。大正区育ちで大阪を出た小説家の柴崎氏、大学から大阪に住み着き虜となった社会学者の岸氏。それぞれの歩んだ道と大阪との関わりをネタにする。経済的地位の低下とともに、独自の文化も薄れつつあるが、それでも十分面白く魅力あふれる街である。世代的には少し若いが共通項も多い。身近な感覚で楽しめました。好著である。

 

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