2021-05-13 山奥ニートやってます 書評 生活 社会 和歌山県紀伊山地の山奥での共同生活。廃校となった小学校を改造し、15名のニートがゆるい生活を送る。人口5人の限界集落の過疎対策NPOが発端。定職は持たずアルバイトで生計を立てるが、物価が安く自活可能。彼らの生活感は極めてゆるく、あくせく働くことは拒否する。それぞれ過去の事情はあるようだ。都会でひきこもるよりははるかに良い。見学者が絶えないことも頷ける。諸手をあげて賛同はできないが、一つの考え方を知ったことは収穫。 「山奥ニート」やってます。 作者:石井 あらた 発売日: 2020/06/05 メディア: Kindle版