絶滅の人類史

猿人類から現在の我々まで。人類の進化を科学的に辿る。700万年の間に多くの種が発生し絶命していった。生物考古学的な論争は数多いが大体の道筋は明らか。2足歩行の人類は、大きな脳を持つことができ、食物を運搬、共同社会で子育てをし、厳しい競争を生き抜いた。脳は燃費の悪い組織で消化の良い肉食を効率的に摂取するかがキー。たとえ話も的確で初心者にわかりやすい内容となっている。好著である。

 

-子供を多く残したものが生き残る

-脳容量はクロマニョン人の方がホモサピエンスより大きい