街場の親子論

 内田樹、るん親子の往復書簡集。これまでの親子関係や人生観を披露しあう。若くして離婚し、父子家庭であっただけに、その距離感は微妙。また娘は高校卒業後独自の道を歩む。考えはリベラル。考えてみれば親子関係は難しい。互いをわかっているようで本当に部分は知らない。互いに考える親子は、書くことで自身の考えを整理している。独特の雰囲気だが面白く読んだ。

 

-自分のことは良く知っているので説明不足になりがち

-自分を語ることは、自分がキュレーターになって個展を開く。