永遠のPL学園

高校野球の名門校が突然の廃部。著者は2年間野球部に密着しその真相をルポ。教団の広告塔としての役割を終え、代替わりにより不要とされたようだ。教団自身も信者数が減り経営は苦しい。野球部は軍隊式の厳しさで全寮制の合宿。上級生による暴力事件が相次ぎ、問題になっていたのも事実。最後の12人の奮闘は純粋に美しいだけに、ファンとしては後味の悪い結末であった。好著。

 

 

永遠のPL学園: 六〇年目のゲームセット

永遠のPL学園: 六〇年目のゲームセット