娘に語るお父さんの歴史

1963年生まれの父親が自らの子供時代を娘に語る。普段の想い出話ではなく、しっかり図書館で調べ、時代背景と歴史上の意義を諭す。高度成長の真っただ中、テレビが家庭に入りスピードに価値のあった時代。人間の幸せは突き詰めれば自分の子供のために未来が信じられるかに尽きる。世代的にはどんぴしゃ。共感できる話ばかり。最後の結論には感動。

-幸せに勝ち負けを求めなくなり、幸せの数を増やすことができるのが大人だ。

 

 

娘に語るお父さんの歴史 (新潮文庫)

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