2019-05-30 横田空域 海外 書評 日本の中心部に主権の及ばぬ広大な空域がある。米軍は傍若無人に訓練を繰り返し、騒音被害や事故の懸念も消えない。この背景には日米地位協定があり、日本の法制を超越している。本来駐留軍はその国の法制に従うのが国際ルール。独伊では国内法に米軍は従う。著者は日本の現状を厳しく批判する。法改正を求める。意外と知られていない事実。トランプべったりの安倍政権では改善は期待できない。 横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書) 作者: 吉田敏浩 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/02/09 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る