0から1をつくる

自らのカーリング人生を語る。トップ選手として10代でオリンピックに出場。地元北海道北見に戻り、ロコソレーラを立ち上げ、平昌で銅メダルを獲得。フィフスだが、半ばコーチとしてチームの精神的な支えとなる。徹底したのは衝突を恐れないコミュニケーション。そのまま基礎となるのはデータの収集。これはすべての組織に通じる鉄則。苦しみを乗り越えた末にカーリングを楽しむ域に達しないと結果はついて来ない。平易な記述で一気に読んだが、実績を残したものだげが語りうる真実。好著でした。甘めのA。