東京クルージング

純愛小説。クルージング船のアルバイトで知り合った男女。短い間に運命的な出会いをし、将来を誓い合う。それもつかのま女性は痕跡を残さず姿を消す。前半は男性の後半は女性のその後を紡ぐ。背景には松井秀喜が代表する野球とチェロの名曲が流れる。不幸にして男性は若死にするが、女性は知らずその子を宿し、感動的なラストにつながる。すこしくどいが読み応えあり。さすが。

東京クルージング

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