観光立国を目指す日本にとってのナイトエコノミーを考察する。昼間のお行儀良い観光だけでは経済効果は十分でなく、夜の部を司るエンターティメントが必要となる。実際には事業者と官庁による規制のせめぎあいとなる。成功例としては渋谷のハロゥイン。シンガポールのカジノ。失敗例としては湘南のビーチクラブ、韓国のカジノを上げる。最後の形はIRによるカジノだろうが、オリンピックに向けて課題は山積み。タイトルと違い硬派な内容の一冊。
「夜遊び」の経済学 世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」 (光文社新書)
- 作者: 木曽崇
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/06/15
- メディア: 新書
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