花のさくら通り

主人公は零細広告会社の企画担当。経営不振で引っ越した先は寂れた商店街。やがて街の一員となり再生に一役買う。再生への苦闘を縦軸に、若手の恋愛やそれぞれの家族を横軸に物語は展開する。再生を阻むのは旧態依然とした長老連の内部要因。若手は賢明に風穴を開ける。例によってコミカルに進展し、最後は予定調和ながら感動させてもらうが、さすがに500Pは少し長くないか。この部分で減点。

花のさくら通り (集英社文庫)

花のさくら通り (集英社文庫)