台風で台場(?)に取り残された4人が、大雨の中本土側に向けて橋を渡る。それぞれの事情はあるが、大きなドラマが有るわけでなく細かい心理描写で全編もたせる。どこにでもいそうな一般人の非日常を描く。なんだか不思議な読後感だが悪くはない。
- 作者: 津村記久子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/09/27
- メディア: 文庫
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台風で台場(?)に取り残された4人が、大雨の中本土側に向けて橋を渡る。それぞれの事情はあるが、大きなドラマが有るわけでなく細かい心理描写で全編もたせる。どこにでもいそうな一般人の非日常を描く。なんだか不思議な読後感だが悪くはない。