武器としての決断思考

京大での講義をまとめた一冊。ディベートの基本を応用して決断への論理的な道筋を説く。根底にあるのは不確実な時代に若者は自らの生き方を決断して行かなければならないという想い。手法としては議論の焦点を賛否のでるものに絞り、検討の上どちらかを選択していくこと。この積み重ねにより方向性を出すことが出来る。学生向けだけに内容特に後半多くなる例題はやや平易に過ぎる。

  • 「正解」ではなく今の「最善解」を得て行動することが重要
  • 判定は質x量x確率で行う。
  • 賛成側 内因性/重要性/解決性
  • 反対側 発生過程/深刻性/固有性

武器としての決断思考 (星海社新書)

武器としての決断思考 (星海社新書)