光の王国

世界各地にフェルメールの絵画を訪ね歩く紀行文。各美術館で学芸員との情報交換の場が組まれ、恵まれた鑑賞の旅。作品そのもととそれに影響を受けたであろう、野口英世を始めとする科学者の邂逅にも想いを馳せる。光を微分的に切り取り瞬間を描き切った謎おおき画家。巻末には同時代の測量士レーウェンフックとの親交を示唆する新設を提示。私としてはあちこちの美術館や展覧会でかなりの作品は観ていることになる。ANAの機内誌連載の単行本化。2200B

フェルメール 光の王国 (翼の王国books)

フェルメール 光の王国 (翼の王国books)