空海と密教美術展

フレックスで東博へ。空海の生涯を追う形で展示は構成されていた。前半は教典や密教仏具。招来品が目を引く。仏画曼荼羅はさすがに古く保存状態が厳しい。後半は仏像群。学生時代に観たことがあるものも多いはず。圧巻は東寺講堂から8体の国宝群。間近で観られるのは有り難い。明王より菩薩の方が完成度は高い。造形に無理がないせいか。四天王も良い。他に貞観仏の出品多数。洗練されてないところが若い頃好きだった。

http://kukai2011.jp/construction.html#c5