著者は社会心理学者。古今の学術論文より「影響力」についてまとめる。基本はアメとムチからなる賞罰2つの影響力。それから派生する合計10種の影響力につき解説する。一般向けにわかりやすい例で示される。特に社会心理学上の実験の詳細が興味深い。全体の印象では意外と人間は他者の影響を受けにくい存在であるなというところ。
- 賞(影響力)
- 罰
- 正当(権威、地位)
- 専門
- 参照/魅力
- 情報
- 役割影響
- 共感喚起
- 対人関係
後半3つは作者の時代を見た説だが、既存の派生に近い。
- 作者: 今井芳昭
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: 新書
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