洋画家の美術史

明治から現代まで日本を代表する洋画家16人の作風を紹介する。それぞれに影響を与えた西洋の画家や南画を「成分表」として表すなど新しい試みで興味深い。日本文化を古今東西のコラージュと位置づけ、洋画も模倣ではなく独自の発展を遂げたとする。自らの私蔵品を含め、カラーで口絵に掲載。入門編ではあるが好著である。

 

今回知った画家

長谷川利行

曽宮一念

島崎青児

須田剋太

 

 

洋画家の美術史 (光文社新書)

洋画家の美術史 (光文社新書)