職務中に交通事故で命を落とした盲導犬。損害賠償の裁判で注目を浴びたが、本著はその誕生から現在までを描いたノンフィクション。周囲のすべての人々に支えられ、また希望を与えた盲導犬の一生。九死に一生を得たユーザーが、退院時に事故現場に立ち寄り、その魂を自宅に連れ帰るくだりは、少なからず関わりのある私は涙なくては読めなかった。
- 作者: 秋山みつ子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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