副題は「アメリカ帝国の終焉」。2007年夏に発生したサブプライム問題をわかりやすく解説する。直接的には借金を苦にしないアメリカ人の楽天主義。ローンの証券化による貸し手のモラルハザードが原因とされるが、中長期的に世界経済の流れを追う新たな視点を提供する。報道等で頭では理解していてもなかなかすっと納得のいかない問題を整理するには適切な1冊。
サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 (宝島社新書 254)
- 作者: 春山昇華
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/11/09
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 95回
- この商品を含むブログ (91件) を見る