雅子妃悲運と中傷の中で

著者は皇室ジャーナリスト。雅子妃の健康問題とその原因を掘り下げる。オーソドックスな手法で妃殿下の生い立ちからご成婚。東宮御所をとりまく人間関係を分析しルポする。皇太子殿下の「人格否定発言」がエポックメーキングであったが、事態は深刻で家族を守るためやむぬやまれない処置であられた。キャリアウーマンのイメージが強い雅子妃はどちらかといえば内向的で問題を抱え込んでしまうタイプ。周囲のこころない中傷や好奇の目が精神的に追い込んだとする。ご夫妻に非常に好意的な視点で全編書かれている。

雅子妃 悲運と中傷の中で (文春文庫)

雅子妃 悲運と中傷の中で (文春文庫)