気がつけば騎手の女房

著者の自叙伝。父親が早世創製し母一人娘一人で育つ。必死の思いで入った外大は学園紛争で失望する。好きになった競馬の世界へ飛び込み、競馬新聞の記者から、やがて子持ちやもめの騎手の女房となる。当時としては(今でもだが)かなり破天荒な人生。男勝りの性格と決して後悔しまいとする前向きな生き方。一見茫洋として心優しい騎手の旦那。結婚後は美浦トレセンで独特の競馬社会の生活。一見華やかだが常に危険と隣りあわせの世界。減量の厳しさも。三冠馬ミスターシービーを生み出す。

気がつけば騎手の女房

気がつけば騎手の女房