今や2兆円ビジネスとなっているキャラクター商品。精神科医の香山リカがバンダイの研究所の豊富なデータを使い、その背景にある日本人の精神構造を解明する。期待せずに手に取ったわりには、意外と奥の深い1冊であった。
- 70−80年以降のキャラは物語を背負わなくなった。代表格はサンリオ
- 母親が未熟になり我が子をキャラクターとして愛するようになった。
- 若者は自分のキャラクター作りに必死になる
- 求めているのは「無表情な」キャラ。自分の気持ちを勝手に投影できる。
87%の日本人がキャラクターを好きな理由―なぜ現代人はキャラクターなしで生きられないのだろう?
- 作者: 香山リカ,バンダイキャラクター研究所
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2001/10
- メディア: 単行本
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