2007-10-20 投資バカにつける薬 書評 投資 表題通り、日本の個人投資家がいかに金融機関の餌食にされているかを説く。内容は講演をベースにしているというだけに具体的で分かり易い。販売推進のためのセールストークに負けない反論を準備する。説得力有り。結局作者のお薦めは「個人向け国債」と個別株式のポートフォリオ。各商品に対する批判の論点は以下の通り。 投資信託 手数料が高い、長期金利なみファンドオブファンドは2重取り。 外貨預金 売り買いでゼロサムゲームになる。為替手数料も問題。 生命保険 付加保険料(コスト)は30%超で、しかも公表されない。 「投資バカ」につける薬 (講談社BIZ)作者: 山崎元出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/04/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 40回この商品を含むブログ (22件) を見る