2011-07-28から1日間の記事一覧

パウル・クレー展

会社を抜け出して会期末近くの会場へ。平日なのに結構な人出。大作は少ないが前衛的な名品がそろっていた。後半は制作過程ごとの展示構成。2次元の絵画から3次元さらに時間軸を超えて4次元の世界まで構築しようとした独自の芸術世界。売店は人混みで絵葉…

本当は危ない「論語」

著者は中国文学の研究者。目新しい論語評になっている。日本では儒教の聖書と位置づけられているものの、由来としては四教五書より一段低い位置にあった。その表現の古拙さ故に幾通りもの解釈が可能であるところに危うさがあるとする。日本に与えた影響も大…