夜が暗いとはかぎらない

大阪近郊が舞台。閉鎖が決まったマーケットのゆるキャラが失踪。その後周辺に出没し、話題となるが、主題は様々な人間模様。13編の連作だが、基本は暖かなもの。お約束通り、最後に関連付けようとするが、少し欲張りすぎか今一つ関連がよくわからない。ゆるキャラの中に入った対人恐怖症の青年が成長していく姿は微笑ましい。まあ普通の出来。