日本半導体復権への道

80年代に一世を風靡した日本の半導体産業。時代に対応できずシェアは一けたに。その復活への道筋を解く。期待はロボティックス。自動運転を含める。一定の川下市場があることが条件。高齢化社会を迎える日本はその需要とメカ側の基盤があるとする。著者は日立の半導体を黎明期から育てる。自らのキャリアをシリコンサイクルにあてはめて記述。現役組を叱咤激励。軸足は少し古くはあるが、今日でも十分通じる内容。