最後の読書

連載エッセイ。老境に入った自らの読書に関する近況を綴る。残りの人生を考えざるを得ない年齢。過去の膨大な遍歴を見返すと本人も自覚されているが少年期、青年期に立ち返るものが多い。書評の部分では同世代の作家の動向に関するものも多い。残念ながら世代が異なり、あまり触手は動かない。